■新千歳空港 SPK/CTS,RJCC

概要

    北海道の、道都札幌のゲートウエイとして、日本でも最多数クラスの利用者数を誇る。日本で数少ない複数の滑走路を保有する空港であり、民間航空が利用する「新千歳空港」と航空自衛隊の「千歳基地」がそれぞれ2本を保有し、お互いに行き来をすることが可能となっている。
    開設以来、航空自衛隊との共用空港であったが、1988年7月、民間専用である、現在のA滑走路(01L/19R)が完成し、第2種空港となった。日本初となる千歳基地と新千歳空港の東西両面管制がスタートした。1996年4月には、B滑走路(01R/19L)が竣工し、冬季間の降雪障害にも強くなった。

    空港管制は、航空自衛隊千歳管制隊が担当。政府専用機を運航する701輸送隊のベースがあり、千歳を基地としている。
    管制塔は、1988年6月に運用を開始した、高さ70メートル、日本で四番目の高さである。

    奥が航空自衛隊千歳基地、手前が新千歳空港

データ

    種別:第二種空港
    設置・管理:国土交通省 東京航空局 新千歳空港事務所 (ただし、飛行場用地(保安施設用地は除く)の造成、滑走路、着陸帯、誘導路、エプロン、空港緑地、道路、及び駐車場の工事は、北海道開発局が実施する)
    位置:北緯42度46分22秒 東経141度41分46秒 標高21.3メートル
    面積:7,191,369平方メートル
    所在地:北海道千歳市美々
    運用時間:24時間
    A滑走路:3000メートル×60メートル(01R/19L)
    B滑走路:3000メートル×60メートル(01L/19R)
    管制:航空自衛隊 千歳管制隊

    航空自衛隊 千歳基地 RJCJ
    設置・管理:防衛庁 航空自衛隊
    位置:北緯42度47分31秒 東経141度40分30秒 標高27メートル
    運用時間:24時間
    西滑走路:2700メートル×45メートル(18R/36L)
    東滑走路:3000メートル×30メートル(18L/36R)
    管制:航空自衛隊 千歳管制隊

    北海道開発局港湾空港部の新千歳空港のページ

施設・ターミナル



平面地図

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